「世界祈祷日2024 in 札幌」のお知らせと参加のお願い

2024年4月4日 エキュメニカル委員会 蓑島克哉神父

 「世界祈祷日」は、カトリック、プロテスタントの教派を超えた、エキュメニカルな活動の1つです。1887年、アメリカの女性たちが始めたものですので、現在でも、女性中心に運営がなされています。札幌では、2019年に、カトリック札幌教区が中心になり、実行委員会をつくって担当、北11条教会での開催を成功させました。しかし、その後、コロナもあり、プロテスタント教会で担当するところがなく、無開催のままでした。今年はなんとか復活させたいと思い、カトリック札幌教区のエキュメニカル委員会が中心になって、開催することにいたしました。

これまで、準備作業があまりに大変だったことが問題でしたので、今年は、できるだけ簡素化を図り、式文冊子の事前購入もやめ、当日購入のみとさせていただきました。また、今年の式文作成国がたまたまパレスチナであったことから、パレスチナの現状に関心をもつ市民も少なくないので、一般の方々にも、世界祈祷日に参加いただき、福音宣教の場にもしたいと考え、パレスチナの歴史と現状についての「ミニ・トーク」も入れることにしました。

掲載のチラシ(PDF)は、すでにカトリック、プロテスタントの各教会に2500枚を配布しておりますが、もし、まだお手元にない教会の方は、事務局にご連絡ください。当日は、zoom での同時配信も行う予定です。

また、参加される方は、すでに冊子をお持ちの方は、無料参加になり、冊子をお持ちでない方のみ、200円で購入いただきます。カトリック北一条教会の聖堂での合同礼拝のあと、隣接するカトリックセンターで、ささやかですが交流会も、もちたいと思います。交流会の参加費は、300円になります。合同礼拝での献金は、すべて日本の世界祈祷日委員会を通じて、女性のさまざまな活動に使われます。たとえば、カトリックでは、正義と平和協議会のニカラグア女性支援活動に、献金の一部が送られてきました。

エキュメニカル委員会は、今年度からようやく本格的な活動を始め、この世界祈祷日の開催が、初めての大きな仕事になります。まだスタッフも数人しかおりませんので、関心をもってくださる方の、当日のお手伝い(受付、交流会のスタッフなど)や、委員会へのご参加を期待しております。

518日(土)午後の「世界祈祷日2024in札幌」に一人でも多くの方の参加を願っております。

                      ▶問い合わせ先・事務局 ✉c3stella.ruri@gmail.com  電話:090-2870-4642(沼田)

                                          札幌教区エキュメニカル委員会   委員長 蓑島克哉 神父 
                                                             代表
 小野 有五

「世界祈祷日2024」チラシ表

「世界祈祷日2024」チラシ裏


2024年「キリスト教一致祈祷週間」に向けての提案とお願い

2024年1月9日 エキュメニカル委員会 蓑島克哉神父

 1月18日~25日は、毎年、「キリスト教一致祈祷週間」になっており、キリスト教の一致を目指して祈り、そのためになにができるかを考える 1 週間になっています。すでにカトリック中央協議会からは、左下のような冊子やポスターが、各小教区にも送られていると思います。毎年、世界のどこかの国が選ばれ、そこでのエキュメニズムに向けた運動の現状が報告され、また他教派の方々と一緒にあげるために準備された式文も、用意されています。「カトリック」とは「普遍の」という意味です。世界のどこでも、イエスさまの福音を伝え、分かち合うためには、現実に、分かれてしまっている教派の壁をどう乗り越えていけばいいのか、世界の信徒とともに考え、キリストにおける一致を目指して、いま、どんなことをしていけばいいかをお互いに話し合い、少しでも一致に向けて、進みましょう、というのがその主旨です。

 基本的には「祈祷週間」ですので、右下のような、冊子に書かれている 8 日間の、毎日の祈り、が基本になります。それらにもとづいて、各自が祈り、世界各地の信徒に思いをはせ、キリスト教の一致のために、祈り、行動するのことが求められています。

 さらに進んで、他教派の方々、他教会の方々と一緒にごミサをあげるための「式文」が、冊子には用意されています。可能ならば、それを使って、まずは、カトリックのなかだけででも、やってみてもいいかもしれません。たとえば、この 1 週間のなかの「集会祭儀」のときに、信徒だけでそれをやってみるのも、1つのチャレンジになるでしょう。

 強制ではありません。あくまでの、各小教区で、信徒のみなさまが、この 1 週間のことを心にとめ、祈ることから始めていただけたらと願っております。札幌教区におけるエキュメニカルな活動には、「平和の集い」などすでにいくつかの実践があります。

 2024 年に向けて、さらに活動を考えていくために、委員会へのご参加も募集しています。あわせて、ご検討いただけたらさいわいです。

2024年「キリスト教一致祈祷週間」
に向けての提案とお願い

2024年「キリスト教一致祈祷週間」チラシ


朝祷会について

2022年12月6日 エキュメニカル委員会 蓑島克哉神父

 キリストを信じる各教派の人たちが、教派の違いの垣根を越えてともに祈りあう、そんな活動のひとつに「朝祷会(ちょうとうかい)」があります。全国的な運動ですが、札幌やその他の地域でもおこなわれています。札幌では、現在は毎月第1、3月曜日に北海道大学の南側にあるクリスチャンセンターで、冬季以外は朝7:00からおこなわれています。多くは牧師が聖書を元にメッセージをし、さまざまな課題についてともに祈ります。そしてそのあと朝食をともにして親睦を深めます。
 エキュメニズムとか超教派と言う場合、私たちはカトリックとプロテスタントなどの間で使いますが、プロテスタントではプロテスタントの中の諸教派間の超教派という意味でも使われます。
 現在はかなり参加人数が減っており、灯も消えそうになっていますが、カトリック信者の参加も続いています。
 違いを超えてともに集い、祈るとき、教派の壁が消えるように感じます。キリストに結ばれ、聖書への信仰に結ばれ、キリスト教が極めて少ないこの社会において得がたい兄弟姉妹だと感じます。この人々も人生をかけてキリストに従っています。
 第2バチカン公会議で宣言されたエキュメニズム(教会一致運動)の動きを今後も見守り、私たちの兄弟姉妹としてともに歩んでゆけることを願っています。 

森田健児神父(札幌教区エキュメニカル委員会メンバー)