エキュメニカル


2024年「キリスト教一致祈祷週間」に向けての提案とお願い

2024年1月9日 エキュメニカル委員会 蓑島克哉神父

 1月18日~25日は、毎年、「キリスト教一致祈祷週間」になっており、キリスト教の一致を目指して祈り、そのためになにができるかを考える 1 週間になっています。すでにカトリック中央協議会からは、左下のような冊子やポスターが、各小教区にも送られていると思います。毎年、世界のどこかの国が選ばれ、そこでのエキュメニズムに向けた運動の現状が報告され、また他教派の方々と一緒にあげるために準備された式文も、用意されています。「カトリック」とは「普遍の」という意味です。世界のどこでも、イエスさまの福音を伝え、分かち合うためには、現実に、分かれてしまっている教派の壁をどう乗り越えていけばいいのか、世界の信徒とともに考え、キリストにおける一致を目指して、いま、どんなことをしていけばいいかをお互いに話し合い、少しでも一致に向けて、進みましょう、というのがその主旨です。

 基本的には「祈祷週間」ですので、右下のような、冊子に書かれている 8 日間の、毎日の祈り、が基本になります。それらにもとづいて、各自が祈り、世界各地の信徒に思いをはせ、キリスト教の一致のために、祈り、行動するのことが求められています。

 さらに進んで、他教派の方々、他教会の方々と一緒にごミサをあげるための「式文」が、冊子には用意されています。可能ならば、それを使って、まずは、カトリックのなかだけででも、やってみてもいいかもしれません。たとえば、この 1 週間のなかの「集会祭儀」のときに、信徒だけでそれをやってみるのも、1つのチャレンジになるでしょう。

 強制ではありません。あくまでの、各小教区で、信徒のみなさまが、この 1 週間のことを心にとめ、祈ることから始めていただけたらと願っております。札幌教区におけるエキュメニカルな活動には、「平和の集い」などすでにいくつかの実践があります。

 2024 年に向けて、さらに活動を考えていくために、委員会へのご参加も募集しています。あわせて、ご検討いただけたらさいわいです。

2024年「キリスト教一致祈祷週間」
に向けての提案とお願い

2024年「キリスト教一致祈祷週間」チラシ


朝祷会について

2022年12月6日 エキュメニカル委員会 蓑島克哉神父

 キリストを信じる各教派の人たちが、教派の違いの垣根を越えてともに祈りあう、そんな活動のひとつに「朝祷会(ちょうとうかい)」があります。全国的な運動ですが、札幌やその他の地域でもおこなわれています。札幌では、現在は毎月第1、3月曜日に北海道大学の南側にあるクリスチャンセンターで、冬季以外は朝7:00からおこなわれています。多くは牧師が聖書を元にメッセージをし、さまざまな課題についてともに祈ります。そしてそのあと朝食をともにして親睦を深めます。
 エキュメニズムとか超教派と言う場合、私たちはカトリックとプロテスタントなどの間で使いますが、プロテスタントではプロテスタントの中の諸教派間の超教派という意味でも使われます。
 現在はかなり参加人数が減っており、灯も消えそうになっていますが、カトリック信者の参加も続いています。
 違いを超えてともに集い、祈るとき、教派の壁が消えるように感じます。キリストに結ばれ、聖書への信仰に結ばれ、キリスト教が極めて少ないこの社会において得がたい兄弟姉妹だと感じます。この人々も人生をかけてキリストに従っています。
 第2バチカン公会議で宣言されたエキュメニズム(教会一致運動)の動きを今後も見守り、私たちの兄弟姉妹としてともに歩んでゆけることを願っています。 

森田健児神父(札幌教区エキュメニカル委員会メンバー)