司教・司祭

司教挨拶

教区長 ベルナルド 勝谷太治(かつやたいじ)司教










教区長 ベルナルド 勝谷太治(かつやたいじ)司教

司教略歴

1955年12月2日北海道室蘭市に生まれる
1986年4月29日司祭叙階
1986年5月1日 小野幌教会助任司祭をはじめに夕張、長沼、手稲、北26条、円山、北広島、千歳、恵庭、北一条の主任司祭を務める
2013年6月22日札幌司教に任命される
2013年10月14日札幌司教に叙階

紋章の説明

紋章

紋章は伝統を重んじるデザインで、上方の帽子はカトリック教会における責任者であることを示し、帽子から出ている3段の房は司教(一つの教区の教区長)を表します。

紋章の下に記載されている「VIRTUS IN INFIRMITATE PERFICITUR」=「力は弱さの中でこそ充分に発揮される」(Ⅱコリ12:9)は、日本の社会にあって、取るに足りない、無力に見える存在である私たちキリスト者の共同体を意識したものです。

紋章のデザインに用いたイメージも、小さな共同体である北海道6地区を、壊れやすい繊細な雪の結晶で表しました。

白い雪の大地に、復活のキリストを象徴する十字架がしっかりと立ち、繊細で壊れやすい雪を際立たせ、聖母の象徴である星がそれを導いています。


教区の歴史と歴代司教

歴代教区長&教区管理者

ヴェンチェスラオ・キノルド司教(フランシスコ会) 1915年 - 1941年

ラウレンチオ戸田帯刀神父 1941年 - 1944年

アウグスチヌス瀬野勇神父 1944年 - 1952年

ベネディクト冨澤孝彦司教 1953年 - 1988年

ペトロ地主敏夫司教 1988年 - 2009年

タルチシオ菊地功司教 教区管理者(新潟司教) 2009年 - 2013年

ベルナルド勝谷太治司教 2013年 -

教区小史

本教区は1915年4月13日、函館教区から分かれ、渡島地方(函館教区)を除く北海道全土、および樺太南部を管轄区域とする札幌知牧区として新設され、ドイツのフランシスコ会(フルダ管区)に委託された。ついで1929年3月30日、代牧区に昇格し、初代教区長V・キノルド師が司教に叙階された。

1932年7月14日、樺太教区が分離して、ポーランドのフランシスコ会に委譲された。キノルド司教の教区長辞任により、1941年、戸田帯刀師が教区長となったが、1944年、戸田師の横浜教区長転出にともない、瀬野勇師が教区長となった。

1952年12月11日、それまで仙台教区であった函館地区を含めて併合し、全北海道が札幌司教区に昇格。冨澤孝彦師が教区長に就任し、1953年3月19日、司教に叙階された。

冨澤司教の教区長辞任により、1987年10月3日、地主敏夫師が後任に任命され、1988年1月15日、司教に叙階されて教区長に就任。

2009年11月17日に地主司教の辞任が受理されると同時に、新潟司教兼任まま菊地功司教が教区管理者に任命される。

2013年6月22日に、4年弱待ち望んでいた新司教にベルナルド勝谷太治師が任命され、10月14日に司教に叙階された。

知牧区となる以前はこちらをご覧ください。
https://www.cbcj.catholic.jp/japan/history/