●2021年11月05日 2021シンポジウム「諸宗教の連帯による傷ついた世界への奉仕」
●2021年10月08日 永遠の安息を祈り ペトロ地主敏夫司教納骨式
●2021年10月07日 全国〈オンライン〉セミナーのお知らせ
●2021年09月30日 「被造物保護のための共同メッセージ」
●2021年08月26日 北海道に対する緊急事態宣言の発令にともなうミサ、集会等の対応について(No.9)
●2021年07月28日 新型コロナウィルス感染拡大に加え、熱中症を踏まえたミサ、集会等の対応について(No.8)
●2021年06月17日 緊急事態宣言解除によるミサ、集会等の自粛の解除について(No.7)
●2021年05月28日 新型コロナウィルス感染拡大防止のためのミサ、集会等の自粛の延長について(No.6)
●2021年05月12日 新型コロナウィルス感染拡大防止のためのミサ、集会等の自粛について(No.5)
2021年11月5日 カトリック札幌司教区 本部事務局長 松村繁彦
11月27日(土)14時~17時
聖イグナチオ教会 ヨセフホールにて開催
〜 それぞれの宗教の立場から、皆さまとともに分かち合います〜
カトリック諸宗教部門(酒井俊弘司教)は、2021年度諸宗教シンポジウムを開催いたします。
https://www.cbcj.catholic.jp/2021/1...
・・・ウィズコロナの真っただ中にいる私たちにとっては、まず注視するべきは危機に脅かされている弱い立場の人たちであり、大切なのは来年何をするかでなく、今日何ができるかを考えることでしょう・・・
世界教会協議会(WCC)と教皇庁諸宗教対話評議会(PCID)による共同文書『諸宗教の連帯による傷ついた世界への奉仕』(2020)の呼びかけをもとに、諸宗教から4名の講師をお招きし、それぞれの宗教の立場から、皆さまとともに経験を分かち合います。
【プログラム】
第一部 開会あいさつ
ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット枢機卿(PCID議長)からの
メッセージ、各パネリストによる講演
第二部 全体会(質疑応答)
閉会あいさつ・祈り
【パネリスト】(順不同敬称略)
神道 :薗田 稔(そのだみのる)秩父神社宮司
曹洞宗 :奈良修一(ならしゅういち)久翠山法清寺 住職
立正佼成会:和田恵久巳(わだめぐみ)理事・総務部国際宗教協力専任部長
カトリック:秋葉 悦子(あきばえつこ)富山大学教授・教皇庁生命アカデミー
理事
●テーマ:諸宗教の連帯による傷ついた世界への奉仕
●開催日時:2021年11月27日(土) 14時~17時(13:30開場)
●会場:カトリック麹町 聖イグナチオ教会 ヨセフホール
●アクセス: JR中央・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線の四ツ谷駅より徒歩3分
●参加費:無料
*YouTubeライブ配信(https://youtu.be/DWflUbgUryA)あり
●申し込み方法:※要事前予約・Zoom参加、対面参加を選択できます。
*URL・QRコードよりお申し込みください▶https://forms.gle/HLikT9JzUhMLo2e36
*対面参加の方は、FAXでもお申込みできます。
お名前、ご連絡(電話番号、メールアドレス)をご記入の上、Fax:03-5632-4465 まで。
2021年10月8日 カトリック札幌司教区 本部事務局長 松村繁彦
去る9月26日(日)14時より、白石共同墓地(札幌市白石区平和通10丁目北)にて故ペトロ地主敏夫司教の納骨式(司式:勝谷太治司教)が執り行われた。コロナ禍のため札幌地区の司祭団と助祭、ご遺族を含め20名ほどで永遠の安息を祈った。
式の中で勝谷司教は「お話し好きで話題を独り占めしていた地主司教様がいなくなったことで、時々食事の際に寂しさを感じます。司教様から受け継いだ教区をしっかりと支えていきたい」と語った。
改めて長い間札幌教区を導いてくださった地主司教のために永遠の安息をお祈りください。
2021年10月7日 カトリック札幌司教区 本部事務局
2021年9月30日 カトリック札幌司教区 本部事務局長 松村繁彦
ローマ教皇、コンスタンティノープル全地総主教、カンタベリー大主教 |
この一年以上の間、わたしたち皆が、世界的なパンデミックの壊滅的な影響を経験してきました。貧しい人も裕福な人も、弱い人も強い人も、すべての人がそうでした。他の人よりも保護が厚かった人もいれば脆弱だった人もいましたが、感染の急速な拡大から、安全を確保するには、互いが関係し合っていることが明らかになりました。わたしたちは地球規模のこの災禍に直面して、全員が安全になるまではだれも安全ではないこと、自分たちの行動が実際に他の人たちに影響すること、自分たちの今日の行動が明日の出来事に影響することを思い知ったのです。
これらは新しい教訓ではありませんが、あらためて直視しなければならないことでした。この機会を無駄にしたくはありません。未来の世代にどのような世界を残したいのかを、決めなければなりません。神は、「あなたはいのちを選び、あなたもあなたの子孫もいのちを得るようにし(なさい)」(申命記30・19)と命じておられます。わたしたちは、これまでとは違う生き方を選ばなければなりません。いのちを選ばなければならないのです。
多くのキリスト者は、9月を「被造物の季節」として記念し、神の被造物のために祈り、心を砕く機会としています。世界の指導者たちが、この地球の未来について討議する11月のグラスゴーでの会合に向け準備を進める間、わたしたちは彼らのために祈り、皆がすべき選択についてしっかり考えたいと思っています。そのためにわたしたちは教会の指導者として、その信念や世界観がどうであるかにかかわらずすべての人に、地球と貧しい人々の叫びに耳を傾ける努力をし、自分の行動を反省し、神が与えてくださった地球のために意味のある犠牲を払うよう呼びかけます。
わたしたちに共通するキリスト教の伝統では、聖書と聖人たちが、今ある現実について、そして今目に見えるものよりも大きな何かの約束について、示唆に富む洞察を与えてくれます。スチュワードシップという概念は、神から預けられた資産に対する個人的・集団的な責任のことで、社会、経済、環境の持続可能性のための重要な出発点となっています。新約聖書には、いのちには限りがあることを忘れて大量の穀物を貯め込む、愚かな金持ちの話があります(ルカ12・13—21)。また、遺産を事前に受け取りながら、ただただ浪費して飢える羽目になる放蕩息子の話もあります(ルカ15・11-32)。わたしたちがともに住む家を、嵐に耐えられる岩の上にではなく砂の上に建てるというような、簡単にできて安上がりに見える選択をすることへの警告もあります(マタイ7・24-27)。これらの話は、わたしたちがより広い視野をもち、人類の広範な歴史における自分の役割を認識するよう促しています。
ところがわたしたちは、逆の方向に進んでしまいました。将来世代を犠牲にして、自分たちの利益を最大化してきたのです。自分たちの繁栄に神経を注ぐあまり、自然という資源を含めた長期的な資産は、短期的な利益のために食いつぶされていることが明らかになりました。テクノロジーは進歩への新たな可能性を広げましたが、際限のない蓄財をも可能にし、わたしたちの多くは、他者への気遣いや地球の限界に対する配慮を欠いた行動をとっています。自然には回復力がある一方、繊細さもあります。わたしたちはすでに、自然を保護し保存すること(創世記2・15)を拒んだ結果を目の当たりにしています。今この瞬間、わたしたちには、悔い改め、決意をもって方向転換し、反対の方向に進むチャンスがあるのです。生き方、働き方、お金の使い方において、身勝手な利益ではなく、寛大さと公平さを追求しなければなりません。
現在の気候危機は、わたしたちの姿、わたしたちが神の被造物をどのように理解し扱っているかを如実に物語っています。わたしたちは厳しい裁きに直面しています。生物多様性の損失、環境悪化、気候変動は、地球が持ちこたえられる以上に地球資源をむさぼり消費してきたわたしたちの行動の当然の結果です。そしてまたわたしたちは、深刻な不正義にも直面しています。そうした濫用のもっとも悲惨な結果に苦しむのは、地球上でもっとも貧しく、そうした結果の原因にはほとんど責任のない人々なのです。創造を喜び、一人ひとりの人間をご自分の似姿として造られ、しかし同時に、貧しい人々の叫びに耳を傾けてくださるかた、正義の神にわたしたちは仕えています。ですからわたしたちの内には、こうした壊滅をもたらす不正義を知った時には苦悩しつつもこたえるようにという、生来の呼びかけがあるのです。
今日、わたしたちは代償を払っています。ここ数か月の異常気象や自然災害は、強大な威力と莫大な犠牲者をもって、気候変動が将来への課題であるばかりか、生存にかかわる切迫した緊急の問題であることをあらためて見せつけています。広範囲の洪水、火災、干ばつが大陸全体を脅かし、海面の上昇によって地域住民全体で転居せざるをえなくなり、熱帯低気圧が地域全体を荒らし回り、暮らしと生活基盤が破壊されています。水が不足するようになり、食料供給が不安定になることで、紛争が生じ、何百万もの人が避難生活を余儀なくされています。小規模農業で生計を立てている地域は、以前からこうした状況にありました。今日では先進諸国にも同じ状況があり、その高度なインフラをもってしても、驚異的な破壊を完全に防ぐことはできずにいます。
明日はもっと悪くなるかもしれません。わたしたちが今、「神のために力を合わせて働く者」(創世記2・4-7)として、この世界を支える責任を担わなければ、今日の子どもや若者は壊滅的な結果を見ることになるでしょう。わたしたちは、自分たちの将来が脅かされているとの認識をもつ若者たちの声をよく耳にしています。彼らのためにも、目先の利益や儲けだけでなく将来の利益を考え、これまでとは違った食事、旅行、支出、投資、生活のしかたを選択しなければなりません。わたしたちは、自分たち世代の罪を悔い改めます。より神の約束にかなう未来のための献身的な祈りと精力的な活動に励むことで、世界中の若い兄弟姉妹と同じ姿勢を示します。
パンデミックの間、わたしたちは自分たちがいかに脆弱な存在であるかに思い至りました。今の社会システムでは対応しきれず、すべてをコントロールすることはできないと悟ったのです。今のお金の使い方や社会の組み立て方は、すべての人に益をもたらしてきたわけではないことを認識しなければなりません。保健衛生、環境、食糧、経済、社会など、そのどれもが深く結びついている一連の危機に襲われ、わたしたちは弱く不安におびえる者であると自覚しました。
これらの危機は、わたしたちに選択を迫ります。近視眼的で投機的な態度で立ち向かうのか、あるいは回心と変革の機会としてそれらを捉えるのかを選ぶ、かつてない立場に立たされています。人類を一つの家族と考えて、共通善に基づいた未来に向けてともに汗を流すなら、わたしたちはこれまでとはまったく異なる世界に住んでいることでしょう。すべての人が繁栄する生活のビジョンを、皆で共有することができます。愛と正義といつくしみをもって行動することを、皆で選ぶことができます。もっとも弱い立場にある人々を中心にした、より公正で充実した社会に向けて、皆で歩むことができるのです。
しかし、そのためには変化が必要です。わたしたち一人ひとりが、それぞれ資源の使い方に責任をもたなければなりません。この道を歩むためには、被造界を世話するそれぞれの責務を果たしつつ、教派を超えすべての教会でより緊密な協力関係を築く必要があります。人々の間にある古くからの障壁を取り払い、資源の奪い合いをやめ、協働し始めるために、共同体、教会、自治体、そして国としてわたしたちは皆でコースを変更し、新たな協力方法を見いださなければなりません。
行政の長、企業経営者、雇用者、投資家など、より大きな責任を担う人々には、次のように申し上げます。人間を中心に据えた利益を選択し、わたしたち皆の未来を守るために短期的な犠牲を払い、公正で持続可能な経済への移行のための指導者となってください。「多く与えられた者は、多く求められる」(ルカ12・48)。
わたしたち三者が、環境を持続可能なものとすることの緊急性、なくならない貧困に与えるその影響、世界規模での協力の重要性について、ともに取り組まなければならないとの思いを抱いたのは今回が初めてのことです。それぞれの共同体を代表し、わたしたちは声を合わせ、キリスト者、信仰者、善意の人、その一人ひとりの心と理性に訴えます。この地球とそこに住む人々の未来を決定すべく、グラスゴーに集う指導者たちのために祈ります。今一度、聖句を思い出しましょう。「あなたはいのちを選び、あなたもあなたの子孫もいのちを得るようにし(なさい)」(申命記30・19)。いのちを選ぶということは、犠牲を払うことであり、自制心を働かせるということです。
だれであれ、どこにいようとも、わたしたちには皆、気候変動と環境悪化という前例のない脅威に対する集団での対応を改めるための、何らかの役割があるはずです。
神の被造物を世話することは、責任ある対応を求める霊的な命令です。今が正念場です。わたしたちの子どもらの未来と、わたしたちの共通の家の未来は、この取り組みにかかっているのです。
2021年9月1日
全地総主教ヴァルソロメオス
教皇フランシスコ
カンタベリー大主教ジャスティン
2021年8月26日 カトリック札幌司教区 教区長 勝谷太治 司教
ワクチン接種が進んできた中でも、コロナ変異株により感染そのものには歯止めが利かず、北海道内各地でクラスターが発生し、また都市部では感染者数が増え続けています。このことを受け北海道知事の要請により8月25日の政府対策本部会議の結果、9月12日まで北海道を緊急事態宣言の対象とすることになりました。
現時点では教会内でのクラスターの報告はありませんが、その他のカトリック施設内や、その利用者による家庭内感染の報告はあり、また個別にも感染された司祭・信徒がでてきているとの報告も受け、その数は増加してきました。
そこで、司教協議会のガイドラインに従い、ステージ3国内における感染症の感染拡大「小教区におけるミサ公開を自粛」を適用、札幌教区内の小教区での公開ミサおよび集会等を宣言終了までの期間、休止をお願いします。また宣言が延期された場合は、その期間に準じて対応をお願いします。どうぞご理解の上、引き続き忍耐をもって宣言解除日まで過ごされますようお願いします。
但し、地域差を鑑み、感染者の出ていない市町村単位(地域間移動を伴わない)では、地区長と小教区主任の判断によりご検討をいただいても構わないと判断いたします。その場合には十分な感染対策もお忘れないようお願いします。
①手の消毒
②マスク着用
③体温測定
④三密回避
⑤長時間の会話禁止
⑥使用場所の消毒
⑦共同使用物の利用を避ける 等
司教を始め司祭団は札幌教区内の小教区全ての人々のためにミサをささげ、神様の豊かな恵みが皆様の上にありますようお祈りします。
2021年7月28日 カトリック札幌司教区 教区長 勝谷太治 司教
7月中旬のまん延防止措置の解除に加え、オリンピックの開催、加えてインド型のウィルスによってワクチン接種に新たな不安が増してきている状況において、追い打ちをかけるように暑い夏がやってまいりました。北海道の教会はクーラーを設置していないところが多いため、熱中症にも十分配慮が必要となってまいりました。
既に以前の通達によって札幌教区の皆様には、司教協議会より出されたガイドラインに従ってご対応いただいていますが、今回はそのガイドラインに加え熱中症対策についても下記の通り十分な配慮をお願いしたくお知らせいたします。
1:司教協議会によるガイドラインに従って対応を継続してください。
現在はフェーズ4の状況。いつでもまん延防止措置、緊急事態宣言になりうる状況です。政府と行政の発表に合わせて教会も対応していきます。但し、北海道は地域ごとで大きく状況が異なりますので、地区ごとで状況判断をしていただき、主日ミサを中止にする際には地区長より司教もしくは事務局長までお知らせください。
2:熱中症対策のため、聖堂・集会室で冷房・扇風機などで熱気への対応をするとともに、ミサ中であっても水分(水・お茶以外は禁止)補給は許可しますのでお知らせください。
3:高齢者・基礎疾患をお持ちの方、またミサに与ることに不安を感じられる方は、主日ミサの参加義務を免除していますので、無理をなさらないでください。
繰返しお伝えしますが、教会へ足を向ける機会が減った今、人との直接的な係わりが更に希薄になっていることと思います。今まで以上に支援を必要とする人が見えなくなり、孤立を余儀なくされている人も増えている可能性があります。互いに連絡などを取り合い、いのちを守り、支えあっていただくようお願いいたします。また、霊的聖体拝領を大切にし、引き続き日々の祈りをそれぞれの場で行っていただくよう願います。
引き続き、司教を始め司祭団は札幌教区内の小教区の全ての人々のためにミサをささげています。心を合わせてお祈りくださるようお願いいたします。
神様の豊かな恵みが皆様の上にありますようお祈りします。
2021年6月17日 カトリック札幌司教区 教区長 勝谷太治 司教
緊急事態宣言下にあり、日頃からコロナ感染拡大を抑え、忍耐の中信仰生活をおくっておられる皆様に感謝を申し上げます。
この度、政府の発表では緊急事態宣言は6月20日をもって解除されることとなりましたが、北海道については知事によりまん延防止措置を継続することとなりました。このことを受け、札幌教区では司教協議会の感染症対応のガイドラインに従い現在第4段階と位置付けます。
『日本司教協議会における「感染症対応のガイドライン」』 4段階 :国内における感染症の流行継続 緊急事態宣言、営業・移動の自粛要請は解除されているが、依然として感染症が流行し続けている段階 カトリック中央協議会「感染症対応のガイドライン」より https://www.cbcj.catholic.jp/2020/1... |
第4段階と第2段階(第3段階は感染爆発中)と大きく違うポイントは2点。
このことを踏まえ、次のようにお知らせいたします。
今なお依然予断は許さない状況ではありますが、北海道内では地域差があり、一律な解除決定とはいかない状況にあります。特に都市部では今なお緊張感をもって対応していかなければなりません。今回の決定を受けて次のようにお知らせいたします。
都市部: 市街と郊外では違った対応が求められます。
都市部以外: 各小教区の実情を鑑み、主任司祭の判断により今まで通り、十分な対策を行ったうえでミサ・集会への対応をしていただければと思います。
各小教区の状況を伺うと、ミサ中の感染防止策はおおむね各小教区で徹底しておられるようですが、ミサ前後の聖堂の出入り口、ホールでのソーシャルディスタンシングや接触感染防止策が完全ではないと報告を受けています。改めて徹底し、互いのいのちを大切にしていただきますようお願いいたします。 |
あらためて、今まで出された札幌教区のコロナ対応に対する通達文書をご確認いただき、安全な環境での信仰生活、共同体対応、教会運営にご協力をお願いいたします。
なお、各地区・各小教区においてコロナ感染関連の情報などございましたら、教区事務局までお知らせいただきますようお願いいたします。
神様の豊かな恵みが皆様の上にありますようお祈りします。 |
緊急事態宣言、営業・移動の自粛要請は解除されているが、依然として感染症が流行し続けている段階。
以下のような感染症対策を行った上でミサを行うことができる。
カトリック中央協議会
「感染症対応のガイドライン」 より
https://www.cbcj.catholic.jp/2020/1...
2021年5月28日 カトリック札幌司教区 教区長 勝谷太治 司教
既に上記のタイトルのNo.5で札幌教区の皆様には、ミサ・集会等の自粛をお知らせしていますが、本日5月28日政府は9都道府県に出している宣言を6月20日まで延長することを決めました。これを受け、札幌教区も引き続き感染拡大を防ぐために、自粛期間を行政の指示期間に合わせて前通達内容を延長することといたしました。
引き続きそれぞれの地域へのガイドライン『新型コロナウィルス感染拡大防止のためのミサ、集会等の自粛の延長について(No.5)』に従って対応をお願いいたします。
延長期間は次の通りです。 6月1日(火)~ 20日(日) |
この延長措置により、これまで以上に支援を必要とする人が見えなくなる可能性があります。孤立を余儀なくされ、孤独と不安の中にいる方が更に増えないよう、互いに連絡などを取り合い、支えあっていただくようお願いいたします。また、霊的聖体拝領を大切にし、引き続き日々の祈りをそれぞれの場で行っていただくよう願います 。
特に主日は、司教を始め司祭団は札幌教区内の小教区の全ての人々のためにミサをささげていますので、心を合わせてお祈りくださるようお願いいたします。
神様の豊かな恵みが皆様の上にありますようお祈りします。
2021年5月12日 カトリック札幌司教区 教区長 勝谷太治 司教
札幌教区では、皆さんもご承知の通り新型コロナウィルス、その変異株の影響により不安な状態がさらに拡大してまいりました。これまで徹底した皆様の感染防止対策のおかげで教会を発生源とした感染報告はありません。皆様の努力に感謝いたします。しかしながら個別には陽性となった方、濃厚接触者となった方も出てきており、各教会においては判断に苦慮していると情報が入っています。
先日『日本司教協議会における「感染症対応のガイドライン」の確認』を通知し、②段階目とお知らせをしたばかりですが、北海道知事による「まん延防止等重点措置」を緊急事態宣言に準じた対応とし、5月末まで順次おこなうとされました。このことを受け、札幌教区は下記の通り③段階(フェーズ③)として対応することといたしました。
(フェーズ③:国内における感染症の感染拡大)国内において感染症の感染が拡大し、行政による緊急事態宣言や営業・移動の自粛要請が出された段階。
但し札幌教区は地域差がありますので、上記の対応について次のようにお願いいたします。
この措置により、日曜日のミサに参加できなくなる信徒に対し、主日のミサに与る義務を免除します。また健康不安や、高齢で持病があるなど不安を感じる人についても義務を免除します。
最後に、前回の通達でも触れましたが、教会活動が大きく制限されている中、日常生活で支援を必要としながらも、取り残されている人たちがいないか、共同体としての十分な配慮をお願いいたします。そして主日のミサが中止となっても、司祭は小教区の人々のためにミサをささげていますので、心を合わせて祈ってくださるようお願いいたします。
この対応は5月末日までといたします。もしもその後に状況が変わり、延長が発生する場合には、再度お知らせいたします。
神様の豊かな恵みが皆様の上にありますようお祈りします。